なぜ相続で揉めるのか~争わない相続のために

家系図作成工房.com



『ごく普通の家庭ほど、相続のとき、揉めます。』

 

これは、とても的を射ている言葉だと思います。

 

なぜ、ごく普通の家庭ほど、相続のときになって揉めるのでしょうか?

 

 

 

それは、相続に対する事前の心構えにあると思います。


普通じゃない家庭とは、この場合、お金持ちのご家庭を指していて、

お金持ちの家庭では、相続財産がとても大きな金額になるため、

相続に対する意識がきちんとあります。

そのため、相続が発生する以前から、周到に準備されるので、

結果として、相続のときには揉めずにすむのです。

 

一方、ごく普通の家庭(失礼!!(笑))では、

相続に対する意識があまりありません。

ところが、相続財産が無いかと言うと、そんなことはありません。

お金持ちのような莫大な財産、と言うことは無くても、

どの家庭でも、その家庭なりの相続財産が必ずあります。

ですので、事前の準備が不足している中で

相続財産の分割の話し合いをするわけですから、揉める要素が満載です。

結果として、『ごく普通の家庭ほど、相続のとき、揉めます』となるわけです。

 

さて、そうだとすれば、揉めないためにはどうすれば良いでしょうか

簡単です。

相続について、事前に出来ることをしておく

です。

 

簡単です。と書きましたが、書くのは簡単ですが、

実際にやっている人は少ないのが現状ですよね。

でも、やっておくべきなのは間違いありません

骨肉の争いって、本当にイヤなものです。

 

では、何から始めると良いでしょう。

相続って、意外と取っ掛かりがわかりづらいですよね。

 

やるべき第一歩は、ズバリ

『家系図(親族図)を作成すること』です。

 

なぜでしょう。

 

相続で揉めるときによく起こることがあります。

 

知らない人が突然、相続人として現れた、とか、

相続のときになって、自分に相続権がないことがわかった、とか、

相続人の一人と連絡が取れなくなった、

というようなことです。

 

このようなことがあると、ほぼ例外なく骨肉の争いが待っています。

 

そうならないためには、

家系図(親族図)を作って、相続関係を正確に把握することが重要です。

 

家系図を作成した時点では、誰が相続人資格者で誰が資格者ではないのか。

例えば、その時点で資格者ではなくても、事前にそのことに気づけば

対応策を講じることで、相続人資格者になっておくことができるわけです。

 

また、相続時には、遺産分割協議書というものを作成しますが、

これは相続人全員の同意なしには効力がありません。

一人でも連絡が取れなくなっていると、相続手続きが進められなくなります。

相続人になる他の親族と家系図を共有することで、

いつでも連絡が取れる状態にしておく効果が期待できます。

 


いずれにしても、相続の事前の準備として、

家系図作成は、争わない相続の第一歩となります。

ぜひ、家系図を作成して、家系図の効果を知っていただければと思います。